予備校の役割は、入試までの限られた期間に、いかに学力をつけていくかがすべてです。例えばECCの現役高校生スクールの場合、1・2年では高校の学習内容の確認・定着を基本にしたカリキュラムを行い、3年の1学期では2年間の基礎を徹底。夏期講習で前期の総まとめを行い、2学期からは入試への実践力をつけることを最優先に授業を行います。1年次から早々に入試問題を解いていくようなことをせず、その時期に固めていなければならないことを着実に積み上げていくの
が私たちのスタンスです。そのため「暗記をさせない」「論理的に物事を捉える力をつける」ことを教育方針として掲げ、テキストにも反映しています。どの教科でも仕組みや構造を紐解き、理解すれば、それを発展させるだけで他の問題も「解ける」という結果につながります。体系的・論理的に取り組み、きちんとした理解力を育てていくことが教育の本質であり、「合格」というゴールにたどり着く一番の近道だと考えています。
しかし一方で、学力を飛躍的に向上させていくには、学校や予備校での学習だけでなく、予習や復習といった自主学習のウェイトが高いのも事実です。そのため、私たちは新たに「学習プログラム」を設定し、予習・復習のポイントを明確化して提示するシステムを取り入れました。もしかしたら、一般的な予備校でここまで細かなサポートを行っているのは珍しいかもしれません。また、現役高校生スクールで1クラス30名程度の少人数制、
生徒ひとり一人の進捗や状況を把握し、適宜アドバイスを行うチューター制など、生徒との距離の近い指導を徹底して行ってきています。それはすべて入試までの長い道のりの中でモチベーションを下げないように導き、上をめざし、達成する喜びをひとり一人に実感してもらうためです。持てる力を出し切り、やり切るという経験が、入試だけでなく社会に出ても必ず活かされると私たちは考えています。