ECCジュニア 修了生の声

日本人のアイデンティティを忘れず、
世界の文化の中で活躍したい。

現在、私はアラブ首長国連邦・ドバイで交通建設関係の仕事に携わっています。私が担当しているのは、ドバイ国際空港内のターミナル間を輸送する、全自動無人運転車両システムと市内を横断するドバイメトロの建設工事です。ドバイメトロが完成すれば、世界最長の全自動無人運転鉄道となります。ここドバイは怒涛の建設ラッシュで、出稼ぎ労働者が世界中から集まり、住民の約9割が外国人です。そのため、公用語であるアラビア語を話せる人は非常に少なく、実質的な公用語は英語です。それぞれの国の人がそれぞれの訛りの英語で話をしていますが、この土地で仕事を得るために英語は最低条件なのです。

ここに来て実感したのは、英語を話す能力よりも英語を聞き取る能力が必要だと言う事です。英語を聞き取れればその英語は自分のものになります。また、仕事で英語を使う関係上、完全に相手の英語を聞き取れてからでないと簡単に「Yes」と言うことさえできません。この英語を聞き取る能力というのはすぐに身に付くものではなく、ECCジュニア教室で学んだ、聞いて話す・聞いて書く、という英語の習得方法が生かされていると感じます。

円滑なコミュニケーションのためにも文化の違いまでを理解し、日本人としてのアイデンティティを持ちながら、各国の文化の中で活躍できるよう頑張りたいと思っています。

ECC ジュニア木津教室/1994年 JI 修了