2022年4月8日提供開始 ECC法人向けサービスにて「通訳サービス」誕生

2022.04.08

 総合教育・生涯学習機関の株式会社ECC(本社:大阪市北区、代表取締役社長:花房雅博)が運営するECC法人向けサービスでは、2022年4月8日(金)より、新たに「通訳サービス」の提供を開始いたします。まずは、日常的なビジネス活動やイベントなどにおいて必要とされる逐次通訳から、観光ガイドや市区町村など公共の場の窓口での言語サポートといった、さまざまな通訳サービスを展開します。

 本サービス導入の背景は大きく分けて二点あります。一点目は、近く訪れるであろうアフターコロナや2025年に開催される大阪・関西万博などにより、今後ますます国際化が進むことを見据えた対策です。
 もう一つは、ECCが60年の語学教育実績の中で、語学だけではなく、各国の文化や風習の理解を深めた国際感覚を持った優秀な講師を育成してきたことにあります。国際社会におけるビジネスシーンで求められる通訳者は、言葉を単に別の言語に置き換えるのではなく、テーマの背景も理解した上で発言者の言わんとすること、つまり「メッセージ」を異なる言語で表現することができる通訳者です。ECCにはその素養を持ち合わせた講師が数多く存在します。そうした講師も通訳者として起用することで、その国の文化・風習までも理解した通訳サービスを提供してまいります。また、講師自身の職域を広げることで自己啓発を促進し、講師としての語学力や教授力の向上、ひいてはECCグループ全体におけるサービス向上へつながることも期待しています。

将来的には通訳者や通訳案内士の養成コース立ち上げも視野に入れながら、まずは顧客ニーズに応える高品質な通訳サービスを展開してまいります。


■ 通訳サービス 概要

① 逐次通訳/ウィスパリング
 日常的なビジネス活動における逐次通訳サービスです。ご相談ベースでウィスパリングにも対応することが可能であり、よりスムーズなコミュニケーションを実現します。
■社内で発生するさまざまな大、小ミーティング
■海外支店や、取引先とのテレコン など

② エスコート・イベント通訳
 重要な場面にもホスピタリティを持って対応できる逐次通訳サービスです。十分な計画・準備を行い、イベントの成功を言葉の面からサポートいたします。
■お客様とのビジネス商談時
■役員や海外からの重要なゲストに対する工場や支店視察のエスコート
■オリンピック、ワールドカップ等の国際スポーツイベント
■万博や食品見本市等の産業イベント など

③ ガイド・コミュニティ通訳
 一人ひとりのお客様に正確な情報を伝えるために行う通訳サービスです。それぞれの場所・場面において知見を持った通訳者を派遣いたします。
■海外からのお客様に観光地や主要都市を案内する観光ガイド
■市、区役所、病院などの公共の場における窓口相談での言語サポート など

【補足】
・逐次通訳…最もポピュラーな通訳形式。スピーカーの話と、通訳が交互に行われる形式です。
・ウィスパリング…耳元でささやく(ウィスパー)ように通訳することで、この名前が付けられています。小規模の会議などで、参加者の中で1~3名程度の方に通訳が必要な場合に用いられる方式で、同時通訳の一種です。簡易装置を使用して、少し離れたところから実施する場合もあります。