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PROJECT 今年度テーマ

1969年以来、皆様の温かいお心に支えられ、この「ECC地球救済キャンペーン」は今年で56年目を迎えます。昨年度も多くの方より募金を頂戴いたしましたこと、改めまして厚くお礼を申し上げます。

2025年度は、「ECC地球救済キャンペーン」発足の原点である人類の三大苦「戦争・貧困・そして病気」、そして地球温暖化・砂漠化による地球環境破壊の防止をメイン・テーマとして取り組んで参ります。

「国連UNHCR協会」「ケア・インターナショナル ジャパン」「難民を助ける会」他NGOの報告によると、長い紛争や迫害の結果、避難を余儀なくされる人々が増えています。アフガニスタンやシリア、ウクライナはもとより、各国の難民や国民に対し積極的に支援活動を実施する関係機関を通じ、被害を受けた人々の救援に取り組んでまいります。また、世界各地では、紛争や災害の影響や医師不足などから、予防可能な病気にも関わらず命に危険が及ぶことや、治療可能な疾患が放置されたままになっている状況があります。また難民の40%は18歳未満の子どもだそうです。困難な状況下でも子どもたちが教育を受けられ、少しでも自立できる環境を整える活動をされている「日本ユニセフ協会」「日本国際ボランティアセンター」「AMDA」「チャイルド・ファンド・ジャパン」他を通じ、このような人々の支援を行いたいと思います。

私たちは人類の前に立ちはだかっているエイズの撲滅を願い、1987年より薬品開発などエイズ撲滅のため日夜研究されている方々への支援を開始しました。2000年以降は「日本エイズ学会」に「ECC山口メモリアルエイズ研究奨励賞」が設けられ、顕著な成果を上げられた研究者に研究助成金として贈られています。私たちはエイズがこの世から撲滅されるまで「日本エイズ学会」を通じて援助を継続してまいります。

また、森林は現在、地球上の陸地の約30%を覆っているといわれていますが、人間の経済活動の活発化にともなう過度な木材伐採や開発、開墾、過放牧、異常気象による大規模な火災や暴風雨被害、病虫害、大気汚染など様々な原因により、各地で森林破壊が急速に進んでいます。(緑の地球防衛基金HPより)森林破壊や砂漠化が著しいアジアやアフリカで植林活動を続けている「緑の地球防衛基金」へは1983年以来、また西アフリカのマリ共和国で植林活動をされている「サヘルの森」へは1987年以来活動費をお届けしており、本年度も引き続き環境問題にも取り組んでまいります。加えて私たち一人ひとりが身近なことから取り組む地道な環境問題解決への努力が、緑豊かな地球を100年後、1000年後の子孫に引き継ぐために必要ではないでしょうか。

地球的規模の放射能(環境)汚染をもたらしたウクライナのチェルノブイリ原発事故発生の1986年以来、被災者への支援を続けられている「チェルノブイリ救援・中部」は、2022年2月から始まったロシアによる軍事侵攻により戦火に見舞われたウクライナの人々の支援もされています。私たちは「チェルノブイリ救援・中部」を通じて被災者支援を行ってまいります。

2025年度も厳しい環境の中にも関わらず活動を続けておられる各団体の皆様の活動を支援するために、「ECC地球救済キャンペーン」の実施にあたりまして皆様のご協力をお願い申し上げます。

ECCの取り組み

世界に向けて自ら発信することができる人材の育成から、研究・開発の支援、社会問題への取り組みなど夢を持つ人たちを応援します。

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